●江戸明治和本●〈江戸年中行事〉繁栄往来(再刊本B)【判型】中本1冊。縦180粍。【作者】呉陵軒可有(縁江)作。【年代等】安永6年初刊。江戸後期再刊。[江戸]森屋治兵衛板。【備考】分類「往来物」。『〈江戸年中行事〉繁栄往来』は、「立春後余寒退兼候砌、壮健被成御座、幸甚之至奉存候…」で始まり、「…神事・仏会者、追日繁栄成事、難有覚候。恐惶謹言」と結ぶ1通の書簡文形式で、江戸府内の神社仏閣の祭礼や年中行事を月毎に列記した往来物。地域別の年中行事を綴った往来の早い例。本文を大字・6行・付訓で記し、巻頭に「江都天満宮二十五社参詣案内」「尊円流書流」「真崎隅田川之風景」「隅田川八景之和歌」を載せるが、この安永板の前付の一部を削除しただけの改題本が江戸後期刊『新江戸往来』である。また、安永板を頭書付きの中本仕立てに改編した『〈江戸年中行事〉繁栄往来』では、巻頭に「隅田川両岸之図」「隅田川八景之和歌」、頭書に「江戸旧跡荒増」、巻末に「江都天満宮二十五社参詣案内」が収録された。★原装・題簽付・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
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