ガウリシャンカールは、「ガウリ」と「シャンカール」と言う二つの頂上がある山で、南部がガウリ、北部がシャンカールと呼ばれています。シャンカール(Shankar)とは、ヒンドゥー教の主神シヴァの異名のひとつで、ガウリ(Gauri)とは、シヴァ神の妻である女神の名前のひとつです。主神と女神の名を与えられた山。それがガウリシャンカールです。これ以上ないほど神聖な山です。雪男が出没する山としても有名で、何日もかけて危険な山道を歩いて行かなければなりません。標高6,000mほどの場所から採れるそうで、極めて希少価値は高いです。立ち入り禁止の区域が増えているそうなので、今でも希少価値は高いのですが、これからは”手に入らない水晶”になってくるように思います。ガウリシャンカール産といえばスモーキークォーツが有名です。ほんのり色の着いたライトスモーキーから見た目真っ黒なカンゴームまで産出します。今回は産地の性質上欠けや角の擦れの多いガウリシャンカール産水晶から、それらが少なく、かつ照りと透明度の高い物を選別して出品します。このガウリシャンカールに興味を持ったのは、グインデルの晶癖がありそうな気配がしたからです。この水晶をグインデルとは言いませんが、ガウリシャンカール産にもグインデルが産出しています。特に気になる点はx面に有ります。x面がグインデルに何らかの関連性がある事が言われています。このガウリシャンカール産スモーキークラスターは右水晶のドフィーネ式双晶で、それが連晶しています。グウィンデルは非常に奇妙な成長形態であり、その形成はまだ完全には理解されていません。グウィンデルでは、結晶は「横向き」に成長し、c軸にほぼ平行で、a軸に沿って成長し板状の結晶を形成しますが、平坦ではなく、わずかにねじれており、結晶面が曲がっています。 「Gwindel」という用語は、ドイツ語の「gewunden」に由来します。グインデルの説明は非常に難解で長文になりますので、参考URLを記載しておきます。http://www.quartzpage.de/gwindel.html49.1×36.9×24.0mm 40.30g#水晶#原石#天然石#ガウリシャンカール#ヒマラヤ#スモーキー#ドフィーネ式双晶#透明度#x面#グインデル
商品の情報
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |